食事や飲み会、遊び、仕事関係の集まりなどに誘われたとき、
「断りたいけれど、相手に悪く思われたくない」
「はっきり断りすぎると角が立ちそう」
「どこまで理由を伝えればいいのかわからない」
と迷うことは多いです。
特に、上司や先輩、取引先など、今後も関係が続く相手からの誘いは、断り方に気を使います。
この記事では、誘いをやんわり断るときにそのまま使えるメッセージ例文を、相手別・シーン別にまとめました。
相手との関係を悪くしないための言い回しや、丁寧に見える断り方のポイントも紹介します。
■こんな時に使う
- 食事や飲み会の誘いを断りたいとき
- 友人からの遊びの誘いをやんわり断りたいとき
- 上司や先輩からの誘いを失礼なく断りたいとき
- 取引先からの会食やイベントの誘いを断りたいとき
- はっきり断りすぎず、柔らかく伝えたいとき
- 今後の関係を悪くせずに断りたいとき
■そのまま使える例文
友人向け
誘ってくれてありがとう。
すごく行きたい気持ちはあるんだけど、その日は予定があって難しそうです。
また別の日にぜひ誘ってくれたらうれしいです。
友人向け・少し軽め
誘ってくれてありがとう。
今回はちょっと都合が合わなくて行けなさそう。
またタイミング合うときにぜひ行きたいです。
職場の先輩向け
お誘いいただきありがとうございます。
せっかくお声がけいただいたのですが、その日は予定があり参加が難しそうです。
また機会がありましたら、ぜひよろしくお願いいたします。
職場の先輩向け・やわらかめ
お誘いありがとうございます。
せっかく誘っていただいたのですが、今回は予定が合わず参加できなさそうです。
またぜひご一緒できたらうれしいです。
上司向け
お誘いいただき、ありがとうございます。
せっかくお声がけいただいたところ恐縮なのですが、その日は予定があり参加が難しい状況です。
また機会がございましたら、ぜひよろしくお願いいたします。
上司向け・丁寧め
お声がけいただき、誠にありがとうございます。
大変ありがたいお誘いなのですが、あいにくその日は予定が入っており、参加が難しい状況です。
せっかくお誘いいただいたにもかかわらず申し訳ございません。
また機会がございましたら、どうぞよろしくお願いいたします。
取引先向け
お誘いいただき、誠にありがとうございます。
せっかくのお誘いをいただき恐縮ですが、あいにく当日は都合がつかず、参加が難しい状況です。
また別の機会がございましたら、ぜひよろしくお願い申し上げます。
取引先向け・会食を断る場合
このたびはお食事のお席にお誘いいただき、誠にありがとうございます。
大変ありがたいお話ではございますが、あいにく当日は先約があり、参加が難しい状況です。
せっかくお声がけいただいたにもかかわらず申し訳ございません。
またの機会がございましたら、何卒よろしくお願い申し上げます。
あまり理由を詳しく言いたくない場合
お誘いいただきありがとうございます。
せっかくお声がけいただいたのですが、今回は都合により参加が難しそうです。
また機会がありましたら、よろしくお願いいたします。
今後も誘ってほしい場合
誘っていただきありがとうございます。
今回は予定が合わず参加できないのですが、またぜひお声がけいただけるとうれしいです。
次の機会を楽しみにしています。
■少しカジュアルに伝えたいときの例文
LINE向けの短文
誘ってくれてありがとう。
今回はちょっと予定があって難しそう。
またタイミング合うときにぜひお願いします。
友人に軽く断る場合
誘ってくれてありがとう。
行きたい気持ちはあるんだけど、今回はちょっと厳しそうです。
また今度ぜひ!
親しい先輩向け
お誘いありがとうございます。
今回は予定があって行けなさそうです。
またタイミング合うときにぜひお願いします。
重くしすぎず断りたい場合
声かけてくれてありがとうございます。
今回は都合が合わなさそうなので、また別の機会にお願いします。
少し申し訳なさを出したい場合
せっかく誘ってくれたのにごめんなさい。
今回は予定があって難しそうです。
また別の機会にぜひお願いします。
■丁寧さを出す言い換え表現
- 行けません
→ 参加が難しい状況です - 無理です
→ 都合がつかず、参加が難しそうです - 予定があります
→ あいにく先約がございます - 今回はやめておきます
→ 今回は見送らせていただきます - また今度
→ また機会がございましたら、よろしくお願いいたします - 誘ってくれてありがとう
→ お声がけいただきありがとうございます - ごめんなさい
→ 申し訳ございません - 行きたいけど無理です
→ ぜひ参加したい気持ちはあるのですが、今回は都合が合わず難しい状況です
■裏技ポイント
最初にお礼を伝える
誘いを断るときは、いきなり「行けません」と伝えるよりも、最初にお礼を入れると柔らかくなります。
たとえば、
「お誘いいただきありがとうございます」
「声をかけてくれてありがとう」
と入れるだけで、断りの印象がかなり和らぎます。
理由は詳しく書きすぎなくていい
断る理由を細かく説明しすぎると、かえって不自然に見えることがあります。
特にビジネスでは、
「あいにく予定があり」
「都合がつかず」
くらいの表現で十分です。
今後の関係を残す一文を入れる
今後も関係を続けたい相手には、最後に
「また機会がありましたら」
「またぜひお声がけください」
と入れるのがおすすめです。
断るだけで終わらせず、次につながる言葉を添えることで、冷たい印象になりにくくなります。
断りにくい相手ほど、短く丁寧にする
上司や取引先への断り文は、長く言い訳を書くよりも、短く丁寧にまとめる方が自然です。
基本の形は、
「お礼」
「参加が難しいこと」
「申し訳なさ」
「次回への一言」
の順番にすると使いやすいです。
初めての誘いはできる限り参加しておく
一度「誘ったら来てくれる人」の印象がついておけば、二度目以降の誘いを断った際に角が立ちにくいです。
ことビジネスにおけるコミュニケーションは日頃撒いている布石こそが最強の武器になります。
■避けたいNG表現
「無理です」だけで終わる
「無理です」だけだと、相手によっては冷たく感じられることがあります。
特に仕事関係では避けた方が無難です。
お誘いいただきありがとうございます。
せっかくなのですが、今回は都合がつかず参加が難しそうです。
また機会がありましたら、よろしくお願いいたします。
理由を正直に言いすぎる
「気が乗らないので」「疲れているので」「行きたくないので」といった表現は、相手を傷つける可能性があります。
本音をすべて伝えるよりも、
「都合がつかず」
「予定があり」
のように、やわらかく伝える方が安全です。
返信を先延ばしにしすぎる
断りづらいからといって返信を遅らせすぎると、相手が予定を立てにくくなります。
参加できないと分かった時点で、なるべく早めに伝えるのが丁寧です。
代替案を出しすぎる
無理に別日を提案すると、相手によっては「本当に行く流れ」になってしまう場合があります。
あまり乗り気ではない場合は、
「また機会がありましたら」
くらいに留めると自然です。
スタンプだけで断る
LINEであっても、誘いを断るときにスタンプだけで済ませると、雑な印象になることがあります。
短くてもよいので、文章で一言添えるのがおすすめです。
■相手別の温度感の目安
友人
友人には、堅すぎる表現よりも、自然でやわらかい文面が合います。
「誘ってくれてありがとう」「また今度ぜひ」など、感謝と次回への一言を入れると、冷たい印象になりにくいです。
職場の先輩
職場の先輩には、少し丁寧さを残しながらも、かしこまりすぎない文面が使いやすいです。
「お誘いありがとうございます」「今回は予定が合わず難しそうです」くらいの温度感が自然です。
上司
上司には、丁寧な表現を基本にしましょう。
「お声がけいただきありがとうございます」「参加が難しい状況です」「申し訳ございません」を入れると、失礼になりにくいです。
取引先
取引先には、最も丁寧な表現を選ぶのが無難です。
「誠にありがとうございます」「あいにく当日は都合がつかず」「何卒よろしくお願い申し上げます」などを使うと安心です。
お世話になっている人
お世話になっている人には、断るだけでなく、感謝や申し訳なさを少し厚めに入れるとよいです。
「せっかくお誘いいただいたにもかかわらず申し訳ございません」という一文が使いやすいです。
■まとめ
誘いをやんわり断るメッセージは、最初にお礼を伝えたうえで、参加が難しいことを丁寧に伝えるのが基本です。
特に、上司・先輩・取引先など今後も関係が続く相手には、
「お誘いいただきありがとうございます」
「今回は都合がつかず参加が難しい状況です」
「また機会がございましたらよろしくお願いいたします」
の流れにすると、角が立ちにくくなります。
断ること自体は悪いことではありません。
大切なのは、相手の誘いに対する感謝を伝えながら、無理のない範囲で丁寧に断ることです。